土木設計部の雰囲気

土木設計部は「防災・減災」、「インフラメンテナンス」に関わる業務に取り組みドローンレーザ等のICTを活用した地盤防災技術を基軸として、法面設計、道路・橋梁補修設計等のサービスをご提供致します。
弊社は、道路・河川・砂防・造成など全ての土木分野において、長年にわたるデータと技術の蓄積をしております。その技術に加え、都市、地方を問わず総合的なまちづくりを視野に入れながら自然環境との調和、歩行者の安全性向上など、地域住民や利用者を第一に考えた、地域社会づくりに大きく貢献する道路設計を行っています。また地質調査や地すべり調査、法面調査、路面性状調査等、各種調査・解析において高度な技術力を有する地質技術者が培ってきた経験を活かし、最適な調査の実施と解析結果の提供を行い総合的な検討をしております。

調査地域の地盤特性を考慮し、最新の技術で正確で高品質な地盤情報を提供

地質調査は、建築物・土木構造物を建設するために地盤状況を把握することや、土自体の性状を工学的に把握すること、地盤災害対策などを目的として行います。近年では、環境保全や構造物の維持管理など、広範囲を対象に地質調査が必要になってきています。地盤防災グループでは、資料調査と現地踏査から得られる地形や地質情報、ボーリング調査で得られる地盤内の地質情報などに加え、徒歩で近づけない急峻な斜面において、安全かつ高精度に危険個所を把握するためドローンレーザや航空レーザによる座標取得(点群取得)を活用し、写真のみでは得ることができない浮石転石の寸法や標高を精度良く把握して、法面点検や地質リスクの問題点を詳細に抽出し、設計・施工に利活用しています。こうした業務を通して得られた経験とデータを整理・蓄積し、より的確に地盤の診断ができるように努めています。

写真03_土木設計部

道路設計・防災・維持修繕までトータルサポートで国民生活の基盤を支える

道路は広域物流や地域間の交流・連携に大きな役割を果たすものであり、私たちの暮らしや街づくりを支える重要なインフラ基盤です。地域経済の発展と住む人・自然にやさしい交通体系の確立をめざし、整備・充実を図る必要があります。私たちは、ユニバーサルデザインや自然環境との調和、自転⾞や歩行者の安全かつ快適な移動空間の確保に重点を置いた道路設計を行っています。また、舗装のひび割れ・わだち堀れ・平坦性及びパッチング箇所数を調査し、そのデータを基に道路の現状を把握する路面性状調査や各種道路付属物の維持管理において、最も基礎的で重要な情報となる定期点検業務などを実施し、持続可能な老朽化対策にも取り組んでいます。私たちは地域社会と自然環境の調和を図りながら、より安全・快適で利便性の高い道路空間の整備や、適正な維持管理を目指した対策をご提案致します。

国道1号線バイパス

総合的な設計と地域づくりへのコミットメント

私たちは、橋梁や重要構造物の設計において、その機能性、経済性、安全性を重視しつつ、自然環境や都市景観との調和を目指した計画設計を行っています。このプロセスには、豊富な実績に基づく技術の提供と、必要に応じた補修・補強設計も含まれます。また、私たちはまちづくりと地域づくりにおいても、長期的な視点から地域に密着した継続的な取り組みを行い、快適で持続可能な暮らしを実現するための総合的な技術とノウハウを提供します。地域に根差し、継続的な取り組みを通じて、地域の長期的な発展と成果を目指しています。